2020年度及び2021年度は新型コロナウィルスの感染状況を考慮し、海外看護助成事業における長期研修の実施を見合わせております。
現地での研修が難しい中、研修の実施機関であるメイヨークリニックと本財団との協議により2021年11月16日(火)にメイヨークリニックとウェブによる交流を行い、2020年度の研修に参加予定だった研修生のうち3名、過去の研修生9名、及びメイヨーナース16名等約30名が参加しました。メイヨークリニックからは、ICT(Information and Communication Technology)を活用した遠隔医療、コロナICU病棟での経験及びナースへのメンタルヘルスの取組み等が紹介されました。日本側からは、2020年度研修生にコロナ禍における経験を語って頂き、メイヨーナースから質問が投げかけられる等、交流を深めることができました。ウェブ交流後には、参加者の方から、メイヨークリニックでも日本と似たような困難な経験をされていたことが分かり、また、スタッフへのメンタルサポートに係る取組みについて学ぶことができ有意義だった等の感想が寄せられました。
